基本契約書や機密保持契約書、個別契約書などの文章は、言葉が難しくてできれば読みたくない…. なんて方いらっしゃいませんか?
たしかに契約書は文章の量も多く、難しい言葉ばかりで気が進まないのもわかりますが、 ちゃんと読んでおかないとトラブルになった時に大変なことになってしまいます。
本来であれば、最初から最後までしっかりと読むことが一番ですが、 ポイントを抑えておけば大きなトラブルになりづらくなります。
今回はそのポイントをご紹介します。
損害賠償
これはどの契約書でも確認するべきポイントです。
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賠償内容は理不尽でないか
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賠償金額の上限は定められているか
上記の2点はしっかりと確認しましょう。 考え方としては『内容が一方的でないか』ということです。
『双方協議の上』という文言が入っていれば上限をつけなくても大丈夫な場合が多いですが、賠償内容が常識的な範囲であるかは慎重に確認してください。
また、先方に文言の変更を依頼しても受け入れてもらえない場合もあります。
上長に相談して、どこまで譲歩できるか擦り合わせをすると良いでしょう。
損害賠償は一番大事なところです。
不安な時は上長や経理担当に一緒に確認してもらいましょう。
契約解除
ほとんどは、会社の経営がうまくいかず差し押さえや倒産手続き等が認められた場合など、 会社として機能しなくなった場合に解除をするという内容になっています。
ですが、よく読まないと理不尽な状況下でも一方的に契約を解除できる旨の文言が書かれている場合もあります。
解除までの期間がちゃんと設けられているか、解除される際の状況をしっかりと確認しましょう。
解除までの期間は余程のことがない限りは1ヶ月前ルールがあるので、そこにあわせましょう。
倒産や重大な過失が認められた場合は即時解除されるためこの部分に関してはほぼ交渉できないものと思っていてください。
その他ポイント
基本的には一方的、理不尽になっていないかどうかを確認しましょう。
文言変更や追加の交渉をする際にも、自分たちだけが得をする形になっていないか。双方納得できる内容かに気を配って考えましょう。
交渉しても何も変えられない場合もあります。できる限り、初契約の前に基本契約書の締結ができるといいですね。
契約前に基本契約書の内容が変えられないとわかれば、そもそもの契約をするか否かを考えることができます。あまりにも一方的な内容で変えられないのであれば契約しない方が身のためかもしれません。
最後に
契約は双方が納得できる内容でするのが望ましいです。
単価などを決めるのと同じように、双方協議のうえ、落とし所を決めていきましょう。
どちらか一方では成り立たないのが契約です。円満に締結できるに越したことはありません。攻撃的にならずに話し合いましょう。
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